育児くらしのハンドメイド

看板を作る


 2006年8月~10月くらいの間、事務所の前に看板があった。この看板の目的は、すみなすねっとが企画する作品展を、すこしでも多くの方に知っていただきたいと思って取り付けていた。この看板を見てくださる方は結構多い。気をよくして数回掲示していたが、雨が多くなったためボードがフヤケテてしまった。
 看板といっても、ポスター用の「ただの額」だったので、雨に弱いのは当然だし、風の強い日は家の中にしまわなければならないという煩わしさがあった。これをすべて解決した「リッパな看板(?)」を作ってみたので、紹介します。

   
材料
  材料:アクリル板、木材

 どんな看板をつくるのか・・・いつもどおり、漠然と「木のやつ(刑事物語の武田鉄也のセリフではない)」「風雨に強い」のふたつくらいのキーワードしか思い浮かばなかった。どうやったらお知らせ(広告)が雨に濡れないか・・・「そうだ!木枠を作ってガラスか何かで密閉してしまおう!」。
 妻に相談してみると、「ガラスよりもアクリルの方がいいよ」とのアドバイスをもらったので、アクリル板にしてみた。

アクリル板と木材
   
準備段階
 この度は、木枠を作るのでキチンと設計図をスケッチしてみた。中学生の時に学んだ製図・・・意外と覚えているものである。平面を製図してみたが、大体イメージが湧いたので3D部分の製図はすっ飛ばした。製図しただけ、前回よりも進歩が見られる。俺も成長したもんだゼ(-。-)y-゜゜゜

 さてさて、材料の買出し。下松にある西村ジョイに材料を買いに走った。まずは、アクリル板を探す・・・資材部を一周りすると・・・おぉ!!めちゃくちゃデカイのがある!2200×1300ミリくらい!しかし、これではあまりにもデカ過ぎるので、店員さんにこれよりも半分くらいのアクリル板がないのか聞いてみたところ、店内にあるとのこと。早速、店内に移動。「しかし、やたらと作業服のヒトが多いなぁ」と思ったら、どうやら店内改装だったようだ。店内は、ごった返しており、どこにアクリル板があるのか不明。最近、僕はオヤジ化してきているので、探すのが超メンドクサイ。なので、入店後、10秒にして店員さんに場所を聞いた。

 やはり、店員さんは物知りだ。直ぐに教えてくれた。売場に移動してみたはよいが、陳列の手前に店内改装用の作業台などがあり、とても見にくい。自分でその作業台を動かし、見やすくして物色。ここで余談。アクリル板の陳列は、本棚に本をしまい込むように立てて陳列してある。陳列してあるアクリル板は、小さいものから置いてあり、大きくなると1100×650ミリの大きさ。物色しやすい。しかし、この陳列には問題も多くある。アクリル板の厚さは、太いものでも2ミリ程度。なので、陳列がとても不安定なのだ。この問題を知らなかった僕は、1100×650ミリの大きいサイズのアクリル板を一度手に取って納めたところ、キチンとしまわれておらず、僕のオデコ目掛けて落ちてきた。さながら、「剣道の面」のように・・・。しかし、ここは「流石!!僕!」。落ちてくるアクリル板を瞬時に気付き(その間、0.01秒?)、ワザと面を上げた。普通のヒトなら、見事にデコへ一発お見舞いされていただろうが、僕はメガネをかけている。落ちてきたアクリル板は、デコには当らず、「コツッ」という小さい音を立ててメガネのふちに当った。「フッ・・・まだまだ君には負けんよ・・・(-。-)y-゜゜゜」とココロで思いながら、その落ちてきたアクリル板を手に取り、レジへ進んだ。

 こんな小さなドラマを経て、店内で購入した材料は、「アクリル板1100×650ミリ」と「ニススプレー」のふたつ。これらを車に積み込み、再び資材部へ戻った。

 資材部では、木材を購入する。アクリル板を取り囲むようにしたいので、1120×670ミリの木枠を用意すればよいと容易な気持ちでレジに進んだ。資材部では、大体1800ミリくらいの長さの木材が中心。なので、2本で十分枠が取れる。設計図どおりに「外枠用木材2本」「内枠用木材4本」を購入した。購入した後で気付いたのだが、「車に入るのか?」という疑問が湧いた。店員さんに「木を切ってくれるのか?」と尋ねたところ、「ひと加工30円で切ります」とのことであった。この日は、雨降りだったので、家でチマチマ切るのは面倒と思い、高額なお金を支払って設計図どおりに切ってもらい、帰路についた。

さて・・・作るかぁ
<キリで穴をあける>
 購入した木材は、細い箇所で大体幅10ミリと細い。しかも、厚さも同じくらいなので、へたに釘を打つと木が割れてしまう可能性がある。それを回避するため、釘を打つ箇所に予めキリで穴を空けておこう。普段、日曜大工をまったくしない僕の手は、作業直後にうなりをあげた。でも、我慢である。 
 痛いのを我慢して、数箇所に穴を空ける事数十分。すべての木材に穴を空ける事ができた。「結構簡単だ!この調子だと、1時間くらいで終わるな(-。-)y-゜゜゜」と思っているところに問題発生。

 木枠を組み合わせてみると、アクリル板との間に数センチ間ができる。つまり、カットした木材が長すぎたのだ。あぁ・・・西村ジョイで高額なお金を支払ってカットしてもらったのが無駄になった。そして、設計を細かくしなかったことと、キチンと頭に入れていなかったことが悔やまれる・・・。気を取り直して、木材をカット。再びキリで穴をあけて、木枠が完成。

 いつもながら思うことだけど、熱中すると写真を撮ることを忘れる。この度も、キリで穴をあける作業以外の写真を撮っていない。
 この辺は全然進歩がないな・・・(-。-)y-゜゜゜

穴あけ
 




   
 悔やまれることが多い中、木枠が完成した。アクリル板を入れると、スッポリ入った。ここで、ニススプレーが登場!このスプレーをかける事で、木が雨に強く丈夫になる。しかも、普通の塗料と違って、木目も活きる優れもの。

 この段階で、写真を撮ってやろうと思ったが、思うところがあってスプレーを木に吹きかけてみた。「やはりそうだ!」。スプレーをかけると、粉末が空中を飛び、シンナーのニオイがあたりに漂う。「この作業を写真に撮るのはヤバイ!」。なぜなら、カメラのレンズに粉末が付着する恐れがあるためである。ということで、写真を撮るのはやめた。
   
 スプレーを吹きかけて、乾かし、とりあえず完成。細かい箇所を見ると、やはり素人仕事。隙間があったり、少し釘が飛び出たりしているが、これ以上のモノを作るとなると、時間とこれまで以上の努力が必要だし・・・「今日も、このくらいで妥協しよう!!」。

 できあがった看板を、嫁と相方の西村さんに見せたところ、反応は上々。
日を改めて、看板を表に取り付けた。取り付けるにあたり、西村さんにドリルをもってきてもらった。事務所の表はレンガなので、ドリルでも簡単には穴が空かない。苦労の末、数箇所に穴を空けて取り付けるのに成功。西村さん、ありがとう。

取り付け後の看板
   
 看板の内側にコルクボードをはりつけ、完成。完成した写真は下のとおり。早速、次回の企画展「作家さんのクリスマス展」のチラシを貼り付けた。
         
できあがり後
 今回の一番の反省点は、「ビールを呑みすぎた」ことである。体を動かす作業がとても多かったので、息は切れるし、疲れるしで大変だった。何より、ビールのせいで、出てきた(出ていた?)お腹が邪魔で、かがみ込んでする作業が特にしんどかった。

 嫁に、下駄箱を作るようにいわれているが、少しの間忘れているフリをして、お腹が引っ込んでくる頃に作ろうと企んでいる。しかし、冬になると、日本酒がうまいからなぁ・・・早く、腹が引っ込まないかなぁ・・・(-_-;)